2月を如月と呼ぶようになって「衣更着」とも呼ぶようです。3月に入ると各地からの花の便りが届く頃。椿や水仙、桃の花と菜の花、それに桜の花が咲きほこります。
たにしの楽校の周辺では5月の中旬頃になると、土と雪と緑と桜が一堂に青空に映えます。美しい桜が里山を彩る様は、日本ならではの風景ではないでしょうか。
美しものを美しいと感じる心を大切にしたいものですね。
誰もいない校舎に静かにしていると、校舎の下を流れる田麦川は激しく流れ、まるで何かの叫びのように聞こえるかのような。もしたにしの楽校の校舎が口をきいたら、今何を語るだろうかと時々想いを巡らせます。
子供たちが学んだ懐かしい学び舎。
ここを保存する活動が何よりもの支えになっています。(ぼくは、子どもの頃、先生にコツンとユーモアを交えて叩かれたことを思い出しますが…)
そろそろ春の匂い。“春よ来い”開校日が待ち遠しい今日この頃です。
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