田麦俣は、月山、湯殿山の麓なので雪が多く降り、校庭の平らなところでも1メートル70センチほどになります。校舎の屋根の雪は1メートル30センチくらいになると雪下ろしをします。
先日、集落の方に驚きの話をお聞きしました。校舎の体育館の設計は雪が多く降るとその重さに耐えられるように頑丈な設計になっているそうです。雪の重さで体育館の梁は少し下がりますが、雪下ろしをして軽くなるときちんと元に戻る設計だそうです。その重さに耐えるために外柱は2本ずつ。雪国ならではの先人の知恵と設計技術には驚きました。あらためて学び舎を大切にしなければならないと思いました。
今年一年間を振り返り、秋祭りも無事終え、多くのみなさんにお越しいただきました。本当にありがとうございました。若い人たちにもイベントに2回も活用して下さり、きっと学び舎も喜んでくれていると思います。来年も、たにしの楽校の活用に個人でもご家族、お友達、研修会など、様々な形で自由に活用していただければ嬉しく思います。
~たにしの楽校活動の未来に向かって~
実現したい未来理想像を描き、現状を把握し地域をデザインし、夢やロマンだけではない、持続可能な取組として進めていきたいと考えています。一生懸命歩いていけるのは、社会に必要だからと考えるから。最初から実現できるかどうかばかりを考えていないで、小さくてもできることから地域社会に貢献していく、様々な形でたにしの楽校を活用しながら邁進していきたいと考えています。
来年どうぞよろしくお願いいたします。
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